医院名:にしおか内科クリニック|尼崎の内科・消化器内科・胃カメラ・CT検査・粉瘤・痔の日帰り手術
〒661-0002 兵庫県尼崎市塚口町1丁目18-20
TEL:06-6423-3300

がんについて

がんについて

当院のがん治療の特徴について当院では、早期がん、進行がん、末期がんまで、適切な治療のご提案と対応のアドバイスを行っております。
また、CT検査をはじめとする各検査、人間ドック健康診断メニューをご用意し、がんを含めた全身の疾患の早期発見に努めます。
なお、当院院長は、消化器がん・呼吸器がんの専門医です。検査・診断・治療についてのお悩みやご不安がある方は、お気軽にご相談ください。

がんのステージについて

がんのステージについてがんはその進行の程度によって、「ステージ0」~「ステージⅣ(4)」の5つの段階に分類されます。
ステージが進むほど、生存率は低くなります。特にステージⅣへ進んだ場合には、多くのがんで5年生存率が急激な低下を見せます。
ただし、ステージごとの生存率はがんの種類によって異なります。たとえば前立腺がんや甲状腺がんなどは、ステージⅣであっても5年生存率は50%を超えています。ですので、ステージⅣだからといって余命が短いというわけではありません。
また、胃がん、大腸がん、肺がんなどは、「ステージⅠ」の段階では5年生存率が80%を超えています。このことからも、早期発見・早期治療の大切さがわかります。

早期がんについて

たとえば胃がんや大腸がんの場合、がんが粘膜あるいは粘膜下層までの浸潤に留まっていれば、がんの転移の可能性は低いということになり、「早期がん」と診断されます。
胃や大腸の早期がんは最近ではほとんが内視鏡治療で治りますが、なかには手術が必要な場合があります。治療法はさまざまな検査所見や患者さんの体力によって決まりますが、患者さんが選ばなければならない場合、がん治療の経験豊富な院長に相談していただければ助けになれるかもしれません。

たとえば胃がんや大腸がんの場合、がんが粘膜あるいは粘膜下層までの浸潤に留まっていれば、がんの転移の可能性は低いということになり、「早期がん」と診断されます。
早期がんだから手術が必要ない、この治療とこの治療で治せる、というものではありません。あくまでいくつかの視点から判断して「早期がん」「進行がん」と名前がつくものであり、適切な治療法はがんや患者様によって異なります。

早期がんの発見方法

当院では、早い段階でのがん発見に役立つCT検査、胃カメラ検査(経鼻)、超音波検査などを導入しております。

CT検査

CT検査がんを含め、レントゲンでは発見できない病変の有無を、正確に確認することができます。
胸部CT検査は、特に肺がんの早期発見にその威力を発揮します。一方、腹部CTは、肝臓がん、腎臓がん、胆嚢がん、胆道がんなどの早期発見におおいに役立ちます。
がん以外では、肺炎、肺気腫、気管支拡張症、肺結核、心臓疾患、胆嚢炎、肝硬変、膵炎などを見つけることができます。
適応があれば受診当日にCT検査を実施出来ます。

検査結果は最短で当日になります。

胃カメラ検査

胃カメラ検査高解像の画像で、医師の目で直接粘膜を観察できます。喉頭がん、食道がん、胃がん、十二指腸がんの早期発見が可能です。
がん以外では、咽頭ポリープ、逆流性食道炎、慢性胃炎、胃ポリープ、胃潰瘍、十二指腸潰瘍をはじめとするさまざまな食道、胃、十二指腸の疾患が見つかります。
当院の院長は、日本消化器内視鏡学会認定専門医・指導医です。スコープを鼻から通して楽に受けられる「経鼻内視鏡」をご用意しております。

再発・転移について

がんの再発

目に見えないほどの小さながんが手術で取り切れなかったり、抗がん剤治療や放射線治療で小さくなったがんが再び大きくなることで、がんは再発します。また、転移したがんが見つかった場合も、「再発」という大きなくくりに含まれます。
再発したがんは、一般的に一度目のがんより進行のスピードが早くなります。そして一度目のがんと同様に、発見が遅れるほど、生存率が低くなります。
がんが再発するということは広く認知されていますが、やはり発見が遅れるケースが散見されます。定期的に検査を受けることはもちろんですが、信頼のおける医師を見つけて、いつでも相談できる環境を整えておくことも大切です。

がんの転移

がん細胞が血液やリンパの流れに乗って身体の他の部位に移り、そこで腫瘍を形成することを「転移」と言います。ですので、必ずしも最初のがんの近くで転移が起こるとは限りません。
リンパの集まるリンパ節、肺、肝臓、脳、骨など、身体中の至るところに転移する可能性があります。「がんの再発」の項目にもある通り、転移したがんはより治療が難しくなります。

末期がんについて

準備中

末期がんを患った方を持つご家族の方へ

「辛いに違いない」というイメージを取り払い、笑いたいときに笑う、楽しみたいときに楽しむ

末期がんを患った方を持つご家族の方へ末期と言われるがん患者を目の前にしたとき、私たちはつい「辛いに違いない」と考えてしまいます。確かに、それは間違いではないかもしれません。治療を受けること、身体が思うように動かなくなっていくこと、そして「命」「死」「別れ」についての想像が嫌でも頭を巡ってしまうこと。その肉体的・精神的な影響は、健康な人々には本当の意味では理解できません。
しかし、特にご家族がそういった状況に陥ったときには、できるだけご自身の「辛いに違いない」というイメージを取り払って接してあげてください。私たちは、どんなに辛い状況に置かれているときも、一日の中でふと笑ったり、楽しいことを考えたりしています。それがどんなに短い時間であったとしても、それはやはり健康なときと変わらぬ笑顔であり、楽しくあるべき時間なのです。
患者様ご本人が笑ったとき、可笑しいと思ったとき、ご家族の皆様が「かわいそう」「代わってあげたい」という顔をしていたら、どう思うでしょうか。「私のせいで、家族まで笑えていない」と感じるかもしれません。そして、せっかくの「一緒に笑いたかった時間」が、失われることになります。
動作の補助や身の回りの世話といった、目に見えるサポートはもちろん必要です。しかし、過度に心配な顔をしたり、労わる言葉ばかりをかけることは、患者様にとって、ときに精神的な負担となります。
ご家族が心配されていることは、近くにいるだけで十分に伝わるはずです。一緒に笑いたいときは笑い、楽しみたいときには楽しみましょう。「いつもと変わらない環境」にこそ、患者様はもっとも安心を感じます。

もっとも安心して愚痴や不安を話せるのが、ご家族です

もっとも安心して愚痴や不安を話せるのが、ご家族です健康な身体をもってしても、仕事やプライベートで落ち込んでいるときには、愚痴をこぼしたり、不安を口にしたりしてしまうことがあります。
末期がんに限らず、命にかかわる病気や健康不安を抱えている方は特に、弱気になってしまう機会に多く直面します。検査結果が思わしくなかったり、医師から辛い宣告を受けたり、体力が落ちていることを実感したときに、元気に明るく、というのは難しいことです。
がんを患った患者様がご家族にいるのであれば、愚痴や不安をしっかりときいてあげてください。そのとき注意していただきたいのは、「じゃあこうしたらいいんじゃない?」「こう考えたらいいんじゃない?」という言葉を、安易に投げかけないことです。それがたとえ正論でも、患者様の気持ちが沈んでしまうことがあります。
がんという100%の正解がない病気を抱える方に必要なのは、話をきいてあげることです。愚痴や不安だけでなく、楽しい話も頷きながらきいてあげて、受け止めて、寄り添うことを大切にしてください。
「それだけ?」と思われるかもしれませんが、それは、長い時間を患者様と過ごしてきたご家族にしかできないことなのです。

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